オープニング　11月6日（水）　12:55～13:00

アイティメディア株式会社　MONOist編集長
三島 一孝

基調講演1　11月6日（水）　13:00～13:40
半導体材料のサプライチェーン強化の取り組み

経済安全保障の観点から重要物資に位置づけられる半導体は、近年、そのサプライチェーンがグローバルに広がっているため、地政学的対立などによる途絶リスクが顕在化しています。レゾナックは、半導体材料に関する情報の一元管理・可視化を目的に、サプライチェーン・マネジメントシステムの構築を進めています。持続可能で強靭なサプライチェーン強化の取り組みを紹介します。

株式会社レゾナック
エレクトロニクス事業本部 渉外部長 兼 SEMI SCM Industry Advisory Council委員
井深 栄治 氏大学卒業後ソニー株式会社にてケミカル部門のサプライチェーン構築、経営企画などを歴任。2021年にレゾナックに入社、半導体材料事業のサプライチェーン強化による顧客サービス向上を目指す。適切な業務プラットフォームを設けてDXツールによる可視化・高度化に取り組む。

セッション1-1　11月6日（水）　13:50～14:20
バーチャルツイン・エクスペリエンスによるサプライチェーンの最適化

3DEXPERIENCEおよびDELMIAブランドは、エンジニアリングチェーンとサプライチェーンをシームレスに統合し、グローバルに広がったオペレーションを最適化します。本セッションでは、各業界の実例を交えながら、全体最適を実現するバーチャルツイン・エクスペリエンスとDELMIA Quintiqをご紹介します。

ダッソー・システムズ株式会社
DELMIA ブランドディレクター
藤井 宏樹 氏

セッション1-2　11月6日（水）　14:30～15:00
大手物流事例から学ぶ！物流2024年問題に立ち向かうSCM戦略
～需給管理ツールで生産流通プロセスを自動化～

物流業界が直面する2024年問題、長時間労働規制やドライバー不足といった課題への対処について大手物流企業の事例を交えながら解説いたします。さらに、需給管理を自動化・一元管理するSAS Intelligent Planningや、低コストで迅速にデータ活用を開始できるスモールスタートパック分析支援サービスについてもご紹介いたします。

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
デジタルサービス事業グループ データビジネス企画・推進本部 データビジネス営業推進部 セールス＆マーケティング課
市村 優介 氏

セッション1-3　11月6日（水）　15:10～15:40
10年先の未来を創る、今求められる製造業のDXとは

サプライチェーンの不確実性が拡大する中、経営・開発・製造のさまざまな面で時代の変化に対応する力が求められています。本講演では、製造業DXの課題、そして製造業において最も重要な資産である「図面」を取り巻く課題とその解決策をポイントをまとめてお話いたします。

キャディ株式会社
Drawer事業本部 プライムマーケット営業部 部長
成田 脩平 氏

セッション1-4　11月6日（水）　15:50～16:20
簡単スキャンでラクになりませんか？～スキャンディットのスキャン技術を活用してサプライチェーンのDXを進めよう～

サプライチェーンはモノの流れです。モノには必ず伝票やバーコードが貼られており、サプライチェーンの多くの場面で面倒な手作業によるスキャン作業が行われています。このセッションでは、Scanditのもつ最先端のARや画像認識の技術を活用して、コスト削減や業務の効率化・人手不足の解消を実現する方法を、事例とともに解説します。

スキャンディット合同会社
シニアソリューションコンサルタント
米崎 誠矢 氏

基調講演2　11月7日（木）　13:00～13:40
サプライチェーンの課題と進化への道筋

物流法の改正によるCLO設置の義務化は、サプライチェーンのあり方を見直す契機となるでしょう。他方、調達先・納品先との関係の多様化・柔軟化は、「チェーン＝鎖」から「ウェブ＝クモの巣」への進化に帰結するはずです。本講演では、この業界変化を概観した上で、新たなプラットフォームの出現とDXの必要性を解説します。

株式会社ローランド・ベルガー
パートナー
小野塚 征志 氏慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了後、富士総合研究所、みずほ情報総研を経て現職。サプライチェーン／ロジスティクス分野を中心に、長期ビジョン、経営計画、成長戦略、新規事業開発、M&A戦略、DX戦略、構造改革、リスクマネジメントをはじめとする多様なコンサルティングサービスを展開。経済産業省「産業構造審議会 商務流通情報分科会 流通小委員会」委員、国土交通省「2020年代の総合物流施策大綱に関する検討会」構成員、内閣府「SIPスマート物流サービス 評価委員会」委員長などを歴任。近著に、『サプライウェブ－次世代の商流・物流プラットフォーム』（日経BP）、『ロジスティクス4.0－物流の創造的革新』（日本経済新聞出版社）、『DXビジネスモデル－80事例に学ぶ利益を生み出す攻めの戦略』（インプレス）など。

セッション2-1　11月7日（木）　13:50～14:20
不確実性をチャンスに変える End-to-End サプライチェーン・プラットフォーム

今日の不確実で複雑なサプライチェーンの環境下においても、取引先も含めた社内外の関係者がシームレス、リアルタイムに連携し、意思決定や計画・実行することで、企業ネットワーク全体で競争力を高め、不確実性をチャンスに変えることが可能になります。本セッションでは、グローバル最新動向や先進事例を交え、AIやデータクラウドなど最新技術を搭載したEnd-to-Endのサプライチェーン・プラットフォームについてご紹介します。

Blue Yonderジャパン株式会社
執行役員 ソリューションコンサルティング シニア・ディレクター
白鳥 直樹 氏

セッション2-2　11月7日（木）　14:30～15:00
数理技術による最適計画立案！ 需給計画自動化事例のご紹介

日本の製造業は、多拠点・多段階・多工程を持ち、複雑な制約条件の中で需給バランスを取ることが難しいとされています。原材料から完成品までのSKUを工程の連鎖でモデリングし、数理技術による調達・生産・在庫・輸送・配送計画エンジンにより自動化を推し進めるSCPソリューション『SCPlanet』について、具体的な事例を交えて解説します。

キヤノンITソリューションズ株式会社
製造ソリューション事業部 製造ソリューション開発本部
石井 一光 氏